2017/03/09 13:16
赤い屋根と白い壁が可愛らしい、洋館風のレトロな建物の「利尻島郷土資料館」
大正時代に建てられた旧鬼脇町役場を再利用した建物は、
島内の歴史的建造物に位置付けられています。
中は「利尻の自然と生き物」「リイシリのころ」「利尻の近代」「ニシンの恵みと栄華」の
4コーナーに分かれて展示されていて、館内写真撮影がOKな資料館です。
入館料は大人で200円と安いので、近くに行かれたら是非立ち寄ってみてくださいね。
昔盛んだったというニシン漁の展示も見どころですが、
ちょっとおもしろいのは、海を渡ってきたヒグマの展示。
利尻島には熊は生息していないそうですが、
明治45年にたった一度だけ、島内で捕獲されています。
はじめてのことだったので、大騒ぎになったとして、写真で当時の記録が残っています。
どうやら、北海道本土から利尻島までの約50kmをはるばる泳いで渡ってきた、ということですが、
どういうルートでヒグマが上陸したのかは謎のままです。